みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。
公益財団法人地方自治研究所は、令和6年11月28日に、月間『自治総研』2024年12月号(第554号)において社会的有用性の高い地域活性化研究のあり方とは?〜偶然性と向き合う〜(PDFファイル)を発表しました。
*****(以下、要旨の抜粋)*****
地域活性化研究のあり方としては、「バージョンアップされた長期的タイムスパンでのプロセス研究」と「失敗要因に着目した知見導出研究」のアプローチが優れており、これらの研究から得られる知見を踏まえることが地域活性化を実現する上で有益である。
加えて、「偶然性と向き合い、偶然が秘める可能性を組み込んだ地域活性化研究」という、もう一つのアプローチも求められる。
一つには、偶然を考慮しないと、「成功」の説明がつかない事例が少なくないからである。
二つには、偶然が秘める可能性に着目する諸理論を踏まえたり、捉え直しを行ったりすることで、さまざまな能力・力量を持つ多様な主体を引き寄せ、そうした主体同士の相互作用あるいは地元の人々との相互作用を通じて社会的創発をもたらすためのあるべき方向性を導出できるからである。
われわれは、それを手がかりに既存施策を反省し、先行事例からの学びを得ることで施策の改善・充実化を図ることができる。
以上の三つのアプローチを意識的にとることで、地域活性化に関する研究の社会的有用性は高まることになる。
*****(以上、要旨の抜粋)*****
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7.日記 です。
みなさま、お時間の許す限りご覧になってください。
2024年11月29日
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