みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。
株式会社第一生命経済研究所は、令和6年7月12日に、経済分析レポートとして、
生産性が低ければ賃上げできない〜BtoBとBtoCの問題〜を公表しました。
全文PDFファイル
*****(以下、本文の一部の抜粋)*****
現在、賃上げはわが国の最重要政策課題である。
焦点とされるのが、中小企業の価格転嫁である。
売上原価の上昇分を販売価格に上乗せする。
それができれば、十分な賃上げ原資が確保できるとされる。
しかし、経済学の考え方では、それだけでは十分ではない。
物価上昇分を完全に賃金上昇率に反映させても、事後的に物価が上昇すると、実質賃金はプラスになりにくいとされる。
結局、物価上昇率と賃金上昇率をスライドさせるだけではなく、物価以上の賃金を増やすには生産性上昇が不可欠になる。
この事実は、意外なほど語られていない。
筆者は、実質賃金が上がりにくい現状が日本の生産性の低さにも原因があるとみている。
だから、今後、日本が生産性を高めれば、もっと好循環が実現しやすくなるはずという理屈になる。
「急がば回れ」のような話だが、低生産性の問題を直視して、各所にはびこるデフレ的商慣行を見直すことは好循環の実現にきっと役立つと考えられる。
*****(以上、本文の一部の抜粋)*****
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2024年07月14日
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