みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。
株式会社日本総合研究所は、令和5年9月19日に、経済・政策レポートの経済分析・政策提言のリサーチ・フォーカスとして、
キャリアアップ助成金が「年収の壁」解消策なのか? を公表しました。
全文PDFファイル
*****(以下、本文の一部抜粋)*****
政府案であれば、確かに、パート主婦の可処分所得は、年収の壁一歩手前の水準をわずかではあるが上回る計算となる。
報じられている1 人当たり最大50万円の助成額であるならば、企業の側のコスト増も十分に賄える。
ただし、年収の壁の「解消」となるようなものではないだろう。
第1に、飽くまで企業への助成であることなど、パート主婦のニーズに合致しない可能性である。
第2に、報じられているように財源規模が200億円であるならば、就労調整を図っているパート主婦約400万人という規模に比し非力である。
1人当たり助成額50万円とすると4万人分でしかない。
第3に、申請にかかる時間的・金銭的コストである。
既存の「短時間労働者労働時間延長コース」の助成額も年間数億円程度にとどまっているとみられ、要因の1つに手間の割にメリットが少ないことが指摘できる。
加えて、年金と医療の保険料がもたらしている問題への対応に、雇用保険料を用いることの合理性も問われる。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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2023年09月20日
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