みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、企業経営に役立つ情報をお届けします。
一般社団法人日本能率協会は、令和3年12月16日に、しこうさくごの会社/経営のしこうさくごとして、人材戦略の成果を高めるカギは「人事部門体制の構築」を公表しました。
*****(以下、本文の一部抜粋)*****
こうした状況を踏まえながら、いかにして、持続的に価値を生み出す経営を実現していくか。
そのためにも、あらためて、人材戦略を再構築していく必要があると言えるでしょう。
それでは、いかにして、人材戦略の成果を高めていくか。そのカギを探るために、今年の調査では、「これからの時代の人材戦略」を特集テーマとして取り上げて、分析を行いました。
具体的には、設問を通じて回答企業を人材戦略の成果状況における高位群・中位群・低位群にグループ分けをし、そのうえで、人材戦略の成果を高めるために必要と思われる要素を仮説として設問を設計し、それらの分析を通じて、人材戦略の成果を出している企業の特長を探りました。
結論を述べると、今回の調査において仮説として設定した
(1)経営戦略と人材戦略を連動させること
(2)自律的な成長や学習を重視する組織風土を醸成すること
(3)人を活かす組織を実現するための人事施策を実行すること、そして
(4)経営に貢献する人事部門体制を構築すること
の4つの要素の全てにおいて、人材戦略の成果状況における高位群の方が、当てはまる傾向が強いということを確かめることができました。
さらに、興味深いのは、特に4番目の人事部門体制の構築がカギとなっていることです。
上記の仮説に関する回答結果を共分散構造分析という方法で読み解いた結果、4つの要素が相互に関わり合いながら人材戦略の成果につながっているなか、「人事部門体制を構築すること」が出発点となっているということが見い出せたのです。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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2021年12月17日
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