みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、北陸の経済情報をお届けします。
日本銀行金沢支店は、令和6年3月11日に、北陸の金融経済月報を公表しております。
北陸の金融経済月報(2024年3月)(PDFファイル)
*****(以下、「概況」の抜粋)*****
北陸の景気は、能登半島地震の影響により、生産や観光関連を中心に現時点で強く下押しされており、足踏みした状況にある。
最終需要をみると、個人消費は、小売関連では地震による落ち込みからの持ち直しがみられたものの、観光関連において引き続き下押しが強いほか、乗用車販売における供給制約の影響から、弱い動きとなっている。
住宅投資は、先行きは復旧需要等が見込まれるものの、足もとは減少している。
設備投資は、地震による案件先送り等に伴う下振れ懸念はあるものの、基調として増加している。
公共投資は、請負金額は足もと減少しているものの、復旧復興関連工事により増加すると見込まれる。
当地製造業の生産は、生産再開の動きが広がっているものの、地震による影響が残るもとで減少しているとみられる。
業種別にみると、電子部品・デバイスは、順次生産再開の動きがみられるものの、全体では大幅に減少している。
化学は、減少しているとみられる。
繊維は、弱含んでいる。
このほか、生産用機械は、弱含んでいる。
金属製品は、減少している。
雇用・所得環境は、足もと地震の影響等により足踏み感がみられており、今後の動向を注視する必要がある。
消費者物価(除く生鮮食品)は、上昇している。
企業倒産は、件数・負債総額ともに前年を上回った。
金融面をみると、預金は、法人、個人、公金いずれも前年を上回っている。
貸出は、法人向け、個人向け、地公体向けいずれも前年を上回っている。
貸出約定平均金利は、横ばい圏内で推移している。
*****(以上、「概況」の抜粋)*****
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