みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、日本の経済情報についてお届けします。
日本商工会議所は、令和5年10月31日に、調査・研究として、
商工会議所LOBO(早期景気観測)を発表しました。
LOBO調査2023年10月結果(PDFファイル)
業況DIは、「物価高とコスト増の継続で悪化。先行きは、さらなるコスト増や人手不足等で厳しさ続く」です。
*****(以下、本文の一部抜粋)*****
全産業合計の業況DIは、▲10.5(前月比▲1.5ポイント)。
小売業は、物価高で買い控えが続く中、人手不足に伴う人件費の増加等で悪化した。
サービス業は、物価高による生活関連サービスの需要停滞で横ばい圏内で留まり、卸売業は、小売・サービス業からの引き合い減少でほぼ横ばいとなった。
製造業は、自動車関連が好調な一方、エネルギー価格の高騰によるコスト増が全体を押し下げ、建設業は、公共工事の受注増で改善を示すも力強さを欠いている。
エネルギー価格の高騰や最低賃金の上昇等でコスト増が継続する中、これに見合った十分な価格転嫁が行えていない。
また、深刻な人手不足に加え、インボイス制度等の諸課題への対応も重なり、中小企業の業況は悪化に転じた。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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