みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、日本の経済情報についてお届けします。
日本商工会議所は、令和5年6月30日に、調査・研究として、
商工会議所LOBO(早期景気観測)を発表しました。
LOBO調査2023年6月結果(PDFファイル)
業況DIは、「コスト増に消費意欲の一服が重なり悪化。先行きは、長期化する人手不足や物価高で慎重な見方」です。
*****(以下、本文の一部抜粋)*****
全産業合計の業況DIは、▲8.9(前月比▲2.7ポイント)。
サービス業では、飲食・宿泊業等で需要回復は継続する一方、深刻な人手不足に伴う受注機会の損失で、業況は悪化した。
また、小売業では、物価高により消費者の日用品等の買い控えが継続しており、スーパー等を中心に悪化した。
卸売業でも、梱包資材価格の高止まりに加え、小売業・サービス業からの引き合い減少で悪化した。
建設業・製造業では、設備投資需要が堅調に推移する一方、度重なるコスト増に価格転嫁が追いついておらず、横ばいに留まった。
原材料・エネルギー価格の高騰や人材確保に向けた賃上げ等のコスト増加が継続する中、コロナ禍からの挽回消費にも一服感が見られ、中小企業の業況は悪化に転じた。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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