みなさま、こんばんは。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、日本の経済情報をお届けします。
株式会社第一生命経済研究所は、令和5年4月7日に、経済分析レポートとして、好循環にある「好」の意味は何か?〜メカニズムには2つの顔がある〜を公表しました。
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*****(以下、本文の一部抜粋)*****
では、循環メカニズムを強くする要素はどこにあるのか。
それは、@賃上げ→消費増につながるときの消費性向の上昇と、A収益拡大→賃上げへと向かうときの労働分配率の引き上げである。
消費者はこれから所得が増えそうだと見方が楽観的になると、所得からより多くの金額を消費に回そうとする。
企業もこれから収益が安定的に増えそうだと強気の見方に変われば、賃上げ率を引き上げようとする。
この点は、家計・企業ともに将来展望と言える。
経済学の用語では、期待形成の作用が働くところがポイントだ。
将来の自分の所得が増えるから現在の消費を増やしてもよいと考える。
賃上げも、将来の自社の収益拡大がしっかりと上向くから、現在の賃上げを思い切って行ってもよいと考える。
つまり、将来のポジティブ・フォードバックを家計と企業がそれぞれ自覚するから、消費性向と労働分配率を高めても、いずれ自分に見返りがあると信じるのだ。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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