みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、日本の経済情報についてお届けします。
日本商工会議所は、令和5年2月28日に、調査・研究として、
商工会議所LOBO(早期景気観測)を発表しました。
LOBO調査2023年2月結果(PDFファイル)
業況DIは、「コスト増に価格転嫁が追いつかず悪化。先行きは、物価高と外需減退により慎重な見方」です。
*****(以下、本文の一部抜粋)*****
全産業合計の業況DIは、▲19.4(前月比▲1.0ポイント)。
小売業では、インバウンド需要の増加により、免税品や高付加価値商品の売上が堅調な百貨店を中心に改善した。
一方、建設業では、公共工事の受注減少に加え、建設資材の高騰の影響で悪化した。
製造業では、外需の減退から半導体等の電子部品関連を中心に悪化した。
また、卸売業では、製造業関連の引き合いが減少し、力強さを欠いている。
サービス業では、飲食・宿泊業を中心に需要は増加するも、人材確保等のコスト負担増の影響で、ほぼ横ばいに留まった。
業種を問わず、人手不足や資源・エネルギー価格の高騰によるコスト増が続いている。
仕入価格高騰のスピードに価格転嫁が追いつかず、中小企業の業況は悪化となった。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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