このブログは、@地域企業の経営支援A地域活性化事業の支援を両輪とした地域活性化のお手伝いをさせていただく中小企業診断士 佐々木経司がお届けします。

 テーマは、
 1.景気をはじめとする北陸の経済情報
 2.日本の経済情報
 3.経営に役立つ情報
 4.地域資源や地域ブランドなどの情報
 5.地域活性化に関する情報
 6.所属する迅技術経営の近況
 7.日記
 です。

 みなさま、お時間の許す限りご覧になってください。

2021年12月31日

私の2021年を象徴する漢字は「積」です。

みなさま、おはようございます。
石川県の中小企業診断士の佐々木経司です。

公益財団法人日本漢字能力検定協会が毎年定めている今年の漢字は、
「金」でした。

応募者が「金」を選んだ理由の概要↓
●コロナ禍で開催された 東京オリンピック ・ パラリンピック で 日本人選手が多数の 「金」メダルを獲得 した
●各界で 数多くの「金」字塔 が打ち立てられた
●コロナ に絡む給付「金」 、新紙幣や新 500 円硬貨など、お「金」にまつわる話も

私の今年の漢字一字は「積」です。
昨年の漢字は「転」でした)

仕事に大きな発展は無かったものの、これまで築き上げてきたものに積み上げることが出来た1年でした。
仕事以外では、2020年の最後の方で転じてしまったことが再度修正され、何とか積み上げられた年でした。


今年も残すところあと15時間程度。
それでは、みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。





posted by 佐々木 経司 at 08:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月30日

今日は餅つきでした。

みなさま、こんばんは。
石川県の中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は妻の実家で餅つきをしました。
昨年と同じ30日です。

先日支援先で、餅つきは28日か30日が多いと伺いました。
28日は8の末広がりだから、
30日は…、忘れました。

天気予報をみると、雪雪な年末年始になりそうです…。
posted by 佐々木 経司 at 21:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月29日

LOBO調査2021年12月結果

みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、日本の経済情報についてお届けします。

日本商工会議所は、令和3年12月28日に、調査・研究として、
商工会議所LOBO(早期景気観測)を発表しました。
LOBO調査2021年12月結果(PDFファイル)

業況DIは、「コスト増の影響続くも改善。先行きは、変異株への警戒感から慎重な見方広がる」です。

*****(以下、本文の一部抜粋)*****

全産業合計の業況DIは、▲15.8(前月比+5.3ポイント)。
日常生活の回復に伴う外出機会の増加や一部自治体による需要喚起策の効果により客足が増える飲食・宿泊業を中心としたサービス業の回復が続くほか、小売業では衣料品の需要に持ち直しの動きがみられる。
一方、製造業を中心に依然として幅広い業種で、部品供給制約による納品遅れ、原油価格を含む資源価格や鉄鋼などの原材料費の上昇などのコスト増加が続いている。
加えて、活動正常化に伴う人手不足も発生しており、中小企業の景況感は回復基調が続くものの、力強さを欠いている。

*****(以上、本文の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページをご覧ください。



posted by 佐々木 経司 at 05:53| Comment(0) | 日本の経済情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月28日

11月の中小企業月次景況調査(令和3年11月末現在)

みなさま、こんばんは。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は日本の経済情報についてお届けします。

全国中小企業団体中央会は、令和3年12月27日に
11月の中小企業月次景況調査(令和3年11月末現在)を発表しました。
月別・業種別DI値・図表等(PDFファイル)
情報連絡員からの報告コメント(PDFファイル)


*****(以下、概要の抜粋)*****

11月のDIは改善傾向も、厳しさ続く。
新型コロナウイルス感染症の沈静化により、経済活動への影響は売上高を中心に改善する傾向にあるが、部品不足や原材料価格高騰によるコストの負担が増加しており、厳しい状況にある。
新たな変異株が海外で流行していることで、多くの事業者が今後の景況感に慎重な見方をしている。
新型コロナウイルスによる経済活動への影響は長期化の様相が続いており、今後の資金繰りや雇用の面で悪影響が懸念される。
新型コロナウイルスの感染防止対策が効果を発揮し、今後の国の経済対策や年末・正月商戦など人流の回復の本格化に期待を寄せる声も多い。

*****(以上、概要の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。






posted by 佐々木 経司 at 21:58| Comment(0) | 日本の経済情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月27日

久しぶりに路面凍結かな…?!

みなさま、おはようございます。
石川県の中小企業診断士の佐々木経司です。

金曜日の夜から雪が降り始め、今シーズン一番の冷え込みになっています。
積雪は大したことないですが、路面の凍結が心配です。

安全運転でいきましょう…。


posted by 佐々木 経司 at 05:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月26日

全国小企業月次動向調査結果(2021年11月実績、2021年12月見通し)

みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は日本の経済情報についてお届けします。

株式会社日本政策金融公庫は、令和3年12月23日に、景況に関する調査結果として、
全国小企業月次動向調査結果を発表しました。
全国小企業月次動向調査結果(2021年11月実績、2021年12月見通し)(PDFファイル)


11月の売上DI(全業種計、季節調整値)は、10月(▲19.0)からマイナス幅が拡大し、▲19.6となりました。
12月は、▲17.3とマイナス幅が縮小する見通しです。

11月の採算DIは、10月(▲21.6)からマイナス幅が拡大し、▲22.5となりました。
12月は、▲23.6とマイナス幅がさらに拡大する見通しです。


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。

posted by 佐々木 経司 at 06:04| Comment(0) | 日本の経済情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月25日

月例経済報告 令和3年12月

みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、日本経済の情報をお届けいたします。

内閣府は令和3年12月21日に月例経済報告を発表しました。
月例経済報告(令和3年12月)(PDFファイル)

今月の判断は、「景気は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が徐々に緩和される中で、このところ持ち直しの動きがみられる。」です。

*****(以下、先行き部分の抜粋)*****

先行きについては、経済社会活動が正常化に向かう中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、景気が持ち直していくことが期待される。
ただし、供給面での制約や原材料価格の動向による下振れリスクに十分注意する必要がある。
また、変異株をはじめ感染症による内外経済への影響や金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある。

*****(以上、先行き部分の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。






posted by 佐々木 経司 at 06:19| Comment(0) | 日本の経済情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月24日

メリークリスマス!

みなさま、おはようございます。

今日はクリスマスイブです。
毎年恒例のサンタの追跡が今年も行われます。
NORAD TRACKS SANTA

佐々木家のクリスマスパーティーは明日の土曜日です。
今年のプレゼントは今晩枕元に置く予定です。

メリークリスマス…。
posted by 佐々木 経司 at 05:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月23日

北陸の金融経済月報(2021年12月)

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、北陸の経済情報をお届けします。

日本銀行金沢支店は、令和3年12月13日に、北陸の金融経済月報を公表しております。
北陸の金融経済月報(2021年12月)(PDFファイル)

*****(以下、「概況」の抜粋)*****

北陸の景気は、持ち直している。

企業の業況感は、改善している。

最終需要をみると、個人消費は、持ち直している。
住宅投資は、持ち直しの動きがみられている。
設備投資は、持ち直しつつある。
公共投資は、弱めの動きとなっている。

当地製造業の生産は、持ち直している。
業種別にみると、電子部品・デバイス、生産用機械は、増加している。
化学は、横ばい圏内の動きとなっている。
金属製品、繊維は、低水準で横ばい圏内の動きとなっている。

雇用・所得環境は、緩やかに持ち直している。

消費者物価(除く生鮮食品)は、上昇している。

企業倒産は、件数・負債総額ともに前年を上回った。

金融面をみると、預金は、個人、法人、公金いずれも前年を上回ってい
る。
貸出は、個人向けの増加から前年を上回っている。
貸出約定平均金利は、緩やかに低下している。

*****(以上、「概況」の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもごらんください。





posted by 佐々木 経司 at 05:52| Comment(0) | 北陸の経済情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月22日

社会や消費のあり方を変えるZ世代(10代後半から20代前半)の影響力と旅のあり方について

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。

株式会社JTB総合研究所は、令和3年12月20日にコラムとして、社会や消費のあり方を変えるZ世代(10代後半から20代前半)の影響力と旅のあり方についてを公表しました。

*****(以下、本文の一部抜粋)*****

図表3は、趣味や消費における親子間の影響力について調べたものです。
若い世代の親子関係ほど、消費も相互に影響する様子が分かります。
Z世代(ポストミレニアル)やミレニアル世代は、「親の影響で自分が何かを始めた/買った」割合が高い一方、「自分の影響で親が何かを始めた/買った」も上の世代の親子関係より高くなっています。
これは親子関係が昔に比べて兄弟姉妹や友人のように近しくなっていることが影響していると考えられます。
なお、図表は省略しますが、商品別では音楽や旅行は親から子へ、ファッションやデジタル機器・電化製品は子から親への影響が表れていました。
子供の頃に家族旅行の経験が多い人ほど成人後も旅行経験が多いということも、親子関係が影響する可能性がありそうです。

*****(以上、本文の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。







posted by 佐々木 経司 at 05:43| Comment(0) | 地域活性化に関する情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月21日

景況感は何に基づき形成されるのか:テキスト分析で探る景気ウォッチャーの着目点

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。

日本銀行は、令和3年9月10日に、調査・研究日銀リサーチラボ・シリーズとして、景況感は何に基づき形成されるのか:テキスト分析で探る景気ウォッチャーの着目点を公表しました。

*****(以下、要旨の一部抜粋)*****

共起ネットワーク図からは、2021年半ば時点で、景気ウォッチャーは、(1)新型コロナウイルス感染症に関連した緊急事態宣言や営業制限、(2)ワクチン接種の進捗状況、(3)自動車生産における半導体不足、などに着目して景気の現状を判断していたことが窺われる。
本分析が示すように、テキストという「ビッグデータ」は、経済・物価情勢を分析していくうえで有用であり、今後、分析手法を磨いていくことが重要である。

*****(以上、要旨の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。




posted by 佐々木 経司 at 05:54| Comment(0) | 地域活性化に関する情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月20日

新しいGoToトラベルは観光需要回復の切り札となるか〜2020年実施のGoToトラベルから変更された、注目すべき5つのポイント〜

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。

株式会社第一生命研究所は、令和3年12月8日に、経済分析レポートとして、新しいGoToトラベルは観光需要回復の切り札となるか〜2020年実施のGoToトラベルから変更された、注目すべき5つのポイント〜を公表しました。
PDFファイル

*****(以下、要旨の抜粋)*****

昨年 12 月に一時停止された GoTo トラベルキャンペーンは、2021 年 11 月 19 日に閣議決定された経済対策の中で再開が盛り込まれており、内容についても大きく 5 つの変更が見られた。

感染予防に関して、これまでは事業者による感染予防対策の徹底という条件に止まっていたが、ワクチン接種証明・陰性証明の活用が利用条件として設定される。

クーポン付与金額を平日 3,000 円、休日 1,000 円と、平日の付与額を休日と比較して大きくすることで、かねてから観光産業の課題となっていた旅行需要の平準化を促進している。

交通付き旅行商品の割引上限額を増額することで、コロナ禍で特に打撃を受けた飛行機や新幹線等の交通機関の利用を促進し、地方が他県から観光客を誘致することを後押ししている。

クーポン付与額を定率から定額の変更することで、高価格帯の旅行商品に恩恵が偏ることを是正し、低価格帯の旅行商品の割引率が相対的に高まる仕組みになっている。

割引率を段階的に引き下げることで、制度終了前後における駆け込み需要と反動減を抑制する ことが可能になり、GW後は国による事業から都道府県による事業となることで、各地域の実態 に合わせた運営が可能になる。

*****(以上、要旨の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。






posted by 佐々木 経司 at 05:40| Comment(0) | 地域活性化に関する情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月19日

サッカーサポーターの社会的圧力はホームアドバンテージを生み出すか?:COVID-19流行下におけるJリーグ観客制限からの考察

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。

独立行政法人経済産業研究所は、令和3年12月17日に、ノンテクニカルサマリーとして、サッカーサポーターの社会的圧力はホームアドバンテージを生み出すか?:COVID-19流行下におけるJリーグ観客制限からの考察を公表しました。
ディスカッションペーパー(英語)PDFファイル

*****(以下、本文の一部の抜粋)*****

本研究と先行研究との違いは、2020年シーズンの有観客の試合においても観客動員数の制限がなされたこと、その観客動員制限の形式が感染症流行状況に応じて変化したことを利用したことにある。
これはJリーグの観客制限の形式が、無観客試合、観客動員の上限に厳しい制限をおくと同時にビジター席を置かない「超厳戒態勢」期、および観客動員数の上限を緩めると同時にビジター席の販売を解禁した「厳戒態勢」期と、それぞれ異なることを利用するものである。
この違いを用いて、スタジアム内の観客の絶対数またはホームチームのサポーターの割合のどちらがより審判の判定に影響を与えるかを検証した。
その結果、スタジアムにおけるホームチームのサポーターの割合よりも、観客の絶対数の方が審判の判定に影響を与えることがわかった。

*****(以上、本文の一部の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。



posted by 佐々木 経司 at 05:55| Comment(0) | 地域活性化に関する情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月18日

地方から全国へ!オンライン採用広報で広がった「理念共感型採用」 成功の秘けつとは?

みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は経営に役立つ情報をお届けします。

株式会社マイナビは、令和3年12月17日に、マイナビ採用サポネット人事採用(新卒)にて、
地方から全国へ!オンライン採用広報で広がった「理念共感型採用」 成功の秘けつとは?を公表しました。

*****(以下、本文の一部抜粋)*****

オンラインでの採用活動が大きな広がりを見せる中、その恩恵を特に強く受けているのが地方企業です。

これまでは新卒採用担当者が全国の説明会会場を飛び回り、限られた機会を最大限に活用すべく奔走していましたが、オンライン化によって効率的に全国の学生にリーチし、選考を進めることができるようになりました。

とはいえ、最終的に学生が内定を受諾する企業は1社。効率が良くなったことと、採用がしやすくなったことは必ずしもイコールではありません。以前と同じく、最も重要なのは採用広報を通じて「何を伝えるか」です。

そこで今回は、徹底した「理念共感」と「学生目線」を貫くことでオンライン化によって採用実績に大きな成果が表れたという、アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社の猪熊ちひろさんにお話を伺いました。

佐賀県の企業でありながら全国から内定者を集める同社は、どのようなオンライン採用広報を実践しているのでしょうか。

*****(以上、本文の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。








posted by 佐々木 経司 at 05:53| Comment(0) | 経営に役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月17日

人材戦略の成果を高めるカギは「人事部門体制の構築」

みなさま、おはようございます。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、企業経営に役立つ情報をお届けします。

一般社団法人日本能率協会は、令和3年12月16日に、しこうさくご会社/経営のしこうさくごとして、人材戦略の成果を高めるカギは「人事部門体制の構築」を公表しました。

*****(以下、本文の一部抜粋)*****

こうした状況を踏まえながら、いかにして、持続的に価値を生み出す経営を実現していくか。
そのためにも、あらためて、人材戦略を再構築していく必要があると言えるでしょう。
それでは、いかにして、人材戦略の成果を高めていくか。そのカギを探るために、今年の調査では、「これからの時代の人材戦略」を特集テーマとして取り上げて、分析を行いました。

具体的には、設問を通じて回答企業を人材戦略の成果状況における高位群・中位群・低位群にグループ分けをし、そのうえで、人材戦略の成果を高めるために必要と思われる要素を仮説として設問を設計し、それらの分析を通じて、人材戦略の成果を出している企業の特長を探りました。

結論を述べると、今回の調査において仮説として設定した
(1)経営戦略と人材戦略を連動させること
(2)自律的な成長や学習を重視する組織風土を醸成すること
(3)人を活かす組織を実現するための人事施策を実行すること、そして
(4)経営に貢献する人事部門体制を構築すること
の4つの要素の全てにおいて、人材戦略の成果状況における高位群の方が、当てはまる傾向が強いということを確かめることができました。

さらに、興味深いのは、特に4番目の人事部門体制の構築がカギとなっていることです。
上記の仮説に関する回答結果を共分散構造分析という方法で読み解いた結果、4つの要素が相互に関わり合いながら人材戦略の成果につながっているなか、「人事部門体制を構築すること」が出発点となっているということが見い出せたのです。

*****(以上、本文の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。









posted by 佐々木 経司 at 05:56| Comment(0) | 経営に役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月16日

アフター・コロナにおける中小企業の回復に向けた課題−世界金融危機後の中小企業の回復過程を参考に

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいている中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。

株式会社日本総合研究所は、令和3年12月15日に、経済・政策レポート経済分析・政策提言リサーチ・レポートとして、
アフター・コロナにおける中小企業の回復に向けた課題−世界金融危機後の中小企業の回復過程を参考に を公表しました。
全文PDFファイル

*****(以下、「要旨」の一部抜粋)*****

◆ このためには、中小企業自身によるアフター・コロナへの対応と政府による需要の下支えが必要である。
2008年の世界金融危機以降を振り返ると、大胆なコスト削減によって早期回復を成し遂げた中小企業は、その後に良好なパフォーマンスを上げることができた。
逆に、早期にROAを危機前の水準に戻せなかった企業はパフォーマンスが振るわず、対応が遅れれば遅れるほど回復が難しくなった。
この経験を踏まえ、中小企業は、事業のデジタル化や不採算事業の削減によって効率化を実現し、早期に利益を回復させるべきである。

◆ 政府による下支えも欠かせない。
地域に密着する中小企業がコスト削減に傾きすぎると、失業の増加、賃金減少による家計所得の低迷によって地域経済も疲弊してしまう。
こういうときこそ政府は、打撃を受けた業種をターゲットに財政支出を拡大し、地域需要を押し上げるべきである。
実際、世界金融危機後に増やした公共工事は、建設や運輸業の中小企業の回復に大きく寄与した。
今回は、飲食、宿泊、生活関連サービスにその恩恵が届くように配慮すべきだ。

◆ もっとも、コロナ前とコロナ後では生活様式が大きく変わり、今まで通りの事業運営を続けていては、コロナ前の利益を回復するのは難しい。
土地勘の乏しい分野に業種転換しても回復にはつながりにくいことを踏まえると、事業再構築補助金は、デジタル化を通じた業態転換や研究開発に活用されるべきである。
また、会社の存続を重視するあまりに、無理をして事業を続けることは、個社としてもマクロ的にも意義は乏しい。
M&Aや投資ファンドへの売却という手段も検討する必要がある。

*****(以上、「要旨」の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページをご覧ください。





posted by 佐々木 経司 at 05:56| Comment(0) | 地域活性化に関する情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月15日

生産性向上につながるタイムマネジメント

みなさま、こんばんは。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、経営に役立つ情報をお届けします。

学校法人産業能率大学総合研究所は、令和3年12月13日に、特集・コラムSANNO エグゼクティブマガジンとして、生産性向上につながるタイムマネジメントを公表しました。

*****(以下、本文の一部抜粋)*****

労働時間の長さと成果物の質・量は必ずしも比例するものではないことは周知の通りです。
時間外勤務=残業の代表的な理由として、「@終えた仕事の手戻り(二度手間)」「A仕事のやり過ぎ(過剰品質)」「B無計画な仕事の進め方による遅延」の3つが挙げられます。
本記事ではこれらの中でも、本人が気づきにくく、他者からも指摘されにくいが故に、問題視されることが少ない「A仕事のやり過ぎ(過剰品質)」に焦点を当て、話を進めていきましょう。
仕事のやり過ぎに関連する代表的法則として、イギリスの歴史・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン氏が提唱した『パーキンソンの法則』が挙げられます。
組織運営や個人行動について分析し、その結果を法則としてとりまとめたものであり、『一般則』、『第1法則』、『第2法則』、『凡俗法則』の4つの法則から構成されますが、以下の第1法則が時間管理と関連します。

*****(以上、本文の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。








posted by 佐々木 経司 at 22:53| Comment(0) | 経営に役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月14日

奥能登における地域経済のサステナビリティ向上に向けた取り組み― 産学金官の連携による取り組み動向と成果、今後の課題 ―

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、北陸の経済情報をお届けします。

日本銀行金沢支店は、令和3年12月13日に、ほくりくのさくらレポートとして、奥能登における地域経済のサステナビリティ向上に向けた取り組み― 産学金官の連携による取り組み動向と成果、今後の課題 ―(PDFファイル)を公表しております。

*****(以下、要旨の抜粋)*****

■ 奥能登(珠洲市、輪島市、能登町、穴水町の2 市2 町)は、1980 年以降40 年間で人口が半減し、今後25 年間で更に人口が半減する可能性が指摘されている過疎地域。
こうした問題に対応すべく、同地域では産学金官連携を通じた課題解決への取り組みが、市町単位を中心に進められてきた。

■ 創業・企業成長支援を中心に枠組整備が進むもとで、移住や創業の事例も散見されるなど、一部に成果もみられるが、人口減少ペースの減速には至っていない。
各種アンケートや関係者へのヒアリング調査を踏まえると、雇用面の対応のほか、移住者・移転企業の活動場所を確保するための遊休不動産の活用や交通インフラ整備等に対する関心やニーズが強く、こうしたニーズへの対応は重要。

■ 具体的な課題について、各取組主体からの指摘や意見等を踏まえると、➊雇用創出面では、相応の雇用規模を確保できるビジネスが成長すること、➋移住者・移転企業の活動場所(住居・企業誘致場所等)の確保面では、潜在的空き家等の遊休不動産の流動化を促進すること、➌インフラ整備面では、移動手段を持たない高齢者の増加や移住者・交流者のニーズも踏まえた交通インフラを整備すること等が、特に重要と考えられる。

■ また、各市町で類似の課題を有する場合には、地域の枠を越えて、有益なアイデアを共有することや、必要に応じて関係者が顔を揃えた議論のテーブルを持つことが、奥能登全体のサステナビリティ向上に繋がる可能性。
足もとにおいて、広域連携の動きが広がりつつあるが、今後、こうした活動の深化が課題解決の契機になることを期待したい。

*****(以上、要旨の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもごらんください。





posted by 佐々木 経司 at 05:58| Comment(0) | 北陸の経済情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月13日

中小企業における人材育成の効果―仕事の報酬、働きがいに着目して

みなさま、こんばんは。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、地域経済活性化に関する情報をお届けします。

一般財団法人商工総合研究所は、令和3年12月10日に、商工金融の2021年12月号として、
(PDFファイル)を公表しました。


*****(以下、「要旨」の抜粋)*****

本稿では、中小企業が人材をいかに惹きつけ、彼・彼女たちが働きがいを感じながら働くためにはどうしたらよいかについての検討を行った。
中小企業で働く労働者(1,314名)を対象に実施したアンケートを分析した。
その結果、以下の点が明らかになった。

中小企業で働く労働者の多くが金銭的報酬よりも非金銭的報酬を求めている傾向がみられた。
そして、非金銭的報酬において、特にWLB(ワーク・ライフ・バランス)に資する報酬を求めている者も多いことが示され、「働きやすいかどうか」を仕事に求める報酬として重視する者も多いことが分かった。
この点より、中小企業においても、賃金ではなく働きやすい職場運営を実施・訴求することで労働者を惹きつけることは可能となることが考えられる。
また、職種によって報酬観の違いがみられ、例えば専門職においては内的報酬を求める傾向がみられた。
これらの結果を踏まえると、上述の働きやすさに加えて、内的報酬の観点も取り入れたマネジメントを行うことで、中小企業における労働力確保・定着促進も図ることが可能となることが示唆された。

また、内的報酬である自己の経験や能力発揮による成長実感や達成感を提供するための人材育成方針・施策が、仕事における資源として働きがい(ワークエンゲージメント)を高めるかについても分析を行った。
分析の結果、長期的な教育投資、一人ひとりの能力を生かす雰囲気と積極的なOJT及びOff-JTが中小企業で働く労働者の働きがいを高めることが示された。
このことから、中小企業においては、今後より一層、人材育成とそれらの働きがい向上への効果の重要性が認識されるべきであるといえる。

*****(以上、「要旨」の抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。







posted by 佐々木 経司 at 23:17| Comment(0) | 経営に役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月12日

ワクワクする空間にオフィスをリニューアル 「集まる意味」をコミュニケーションに置く

みなさま、おはようございます。
石川県で地域経済活性化のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。

今日は、経営に役立つ情報をお届けします。

リクルートワークス研究所は、令和3年12月10日に、研究プロジェクト人が集まる意味を問い直すとして、ワクワクする空間にオフィスをリニューアル 「集まる意味」をコミュニケーションに置くを公表しました。

*****(以下、本文の一部抜粋)*****

櫛引 ありがとうございます。このコロナ禍を通して、一人でやる仕事はリモートワークで十分対応できるというのは皆が実感したはずです。
あえてオフィスに来る場面を考えると、仲間とのアイデア出しや、初対面の社員あるいはお客様との関係構築が目的となる場合ではないかと。
また、研修や教育もオフィスのほうがやりやすいと思います。

さらに付け加えるとしたら、オフィスに来る意味として、カルビーグループの一員であることを実感してもらうことも重要ではないかと。
リニューアルにあたって、私たちもそのための仕掛けを意識しました。
ご指摘のように、会議室のネーミングやしつらえが典型ですが、そのほかにも、新オフィスの象徴として、エントランスからカフェテリアに向かう通路に、社名Calbeeの巨大なロゴを設置したり、空撮した畑を表現した植栽「グリーンアート」を壁面に施したりしました。

もちろん、一人仕事であっても、オフィスのほうがパフォーマンスが上がる人もいると思います。
そこで、周囲の音を気にせずに電話できるスペースやオンライン会議に適したブースも用意しました。
出社か自宅か、あるいはカフェなどの第三の場所か、パフォーマンスの最大化を目指し、働く場所を自由に決めるのがベストという考えです。

*****(以上、本文の一部抜粋)*****


お時間がございましたら、私が所属する迅技術経営のホームページもご覧ください。



posted by 佐々木 経司 at 05:58| Comment(0) | 経営に役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする