なさま、こんばんは。
石川県で企業経営のお手伝いをさせていただいております中小企業診断士の佐々木経司です。
今日は、日本経済に関する情報をお届けします。
株式会社第一生命経済研究所は、令和2年6月29日に、マクロ経済情報の日本経済情報として、アベノミクス総点検〜雇用創出で最も成果を上げた経済政策〜(PDFファイル)を公表しました。
*****(以下、本文の一部抜粋)*****
●アベノミクスは「三本の矢」から構成され、第一の矢が「大胆な金融緩和」、第二の矢が「機動的な財政政策」、第三の矢が「民間投資を促す成長戦略」であった。
個人的には第一の矢はやれることはほぼやったが、第二の矢は早めに引き締めすぎたことで失敗し、第三の矢は道半ばという評価である。
●アベノミクスのうち最も効果を発揮したのは、第一の矢である。
大胆な金融緩和の効果としては、それまでの極端な円高・株安の是正が進んだ。
株価は3倍になり、円安・株高に連動する形で輸出や設備投資も増えた。特に設備投資は将来の収益期待が高まると増加するため、アベノミクスは外需だけでなく内需に大きな効果があった。
経済政策の最大の目標である雇用の増加にも効果が出た。
●第二の矢の効果が出たのは、最初に公共事業を増やしたときだけである。
アベノミクスで個人消費も増え、家計の金融資産も増え、就労も増え始めてきた2014年4月に拙速な消費増税を行ったことで、せっかくの効果を帳消しにしてしまった。
公共事業も消費増税のタイミングで減らした。2019年10月の消費増税も結果的に景気後退のタイミングで実施したことで、経済の悪循環を増幅させたことも失敗。
*****(以上、本文の一部抜粋)*****
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